古くて大きな劇場。TDSの皆んなが舞台でパフォーマンスしている。
本番中なのに、恵先生がマイクを持って「もう少しセンター寄ってみて!」と叫んでいた。その恵先生から、クニダンスの多恵先生に変わり、これまたマイクで進行する。
私は客席に座り、”なるほど、オープンな内容なんだなぁ”と客観的に舞台を楽しんでいた。
しばらくして、昔の生徒たちや、TDS保護者の人が衣装を着て現れ、ヒップホップナンバーを踊るらしくウキウキしながら準備しており、その振り付けはこれまたTDS保護者のお父さんで、”なかなかやるなぁ〜”と感心して大きな拍手を送る。
が、そこから次の演目へ続かない。暗転が長い。長すぎる。
「出演者が1人来てないねんて」
来てなくても進行するべきやん。客席でぶつぶつ言う私。
所で私の出番はいつやっけなぁと確認したらば。らば。
はい、私の出番でした。舞台が止まってるのは私待ち。
ぎょーーーーエーー💨
私は広くて古い劇場を走り、楽屋も舞台袖も何処か分からず、階段を登って降りて、エレベーターも上がって降りて、ばったり岩切先生に出会う。
「いた!頑張って💕」と、爽やかな笑顔で衣装を渡され (まだ着替えもしてない)その辺で着替えやっと舞台へ。
メンバーは昔のダンサー仲間たち。皆んな、やっと来た!と怒りもせずに、よし!と頷いた。
私なんか放っておいて舞台進行してくれたら良かったのに…と複雑な気持ちでスタンバイ。
あれ?ナニコレ。
舞台上が煮こごりで埋まっている。(魚やお肉を炊いて冷え固まった汁がゼリー状になったもの)
生姜が所々に見える。その上をダンサー達が転がり寝転び飛び跳ねる。
衣装は煮こごりをイメージした茶色系のワンピースだった。
そんな夢だった。長い暗転と、煮こごりの演出に恐怖を覚えた朝。
なぜそんな夢を?
原因はわかっている。
寝る前に食べてしまったコロッケ。
寝しなに食べると必ず怖い夢を見ます。